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私の原点。3 「再会」

category: 私の始まり  

 私達は、2度母に捨てられた。
そして小学生である私は・・・、私の心は、
ゴミ溜めの中で産声を上げた。
初めて、母に捨てられた日。
<私の原点①>
<続・私の原点。「理不尽」> ※前回までの話

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 思春期になった私は、親に対する憎悪を募らせていった。
大嫌いだ。

よく家出をした。
行き先は、いつも決まっていた。
母方の祖父母の家だ。
2000円を持って、高速バスに乗る。
2時間ほどして、
駅に着いたら、祖父母宅に電話をする。
2000円しか持たない・・・
片道分。
できれば帰りたくなかったのかもしれない。

父は、泣いていた。

ごめんなさい・・・
思ってもいない言葉を口にする。

そしてまた、2000円貯まったら、家を出る。

特に、叱られたからというわけでもなく。
いつも家出するタイミングを見計らっていた。

「守る」という事から、逃げ出したかった・・・。
それが理由だったのかもしれない。

祖父母は、優しくしてくれた。
私の事を心配してくれた。 それが嬉しかった。
ただ、1つだけ聞き飽きた事は、父親の悪口。

父方からは、母親の悪口を聞かされ、罵られる。
母方からは、父親の悪口を聞かされ、私を不憫だと言う。
今思えば、どっちもどっちだ。
ただ、めったに会えない母方の祖父母は、優しくしてくれるから好きだった。

家出は、中学生まで続いた。

ある日、衝動的にバスに乗った。
何かに引っ張られるように。
駅に着いて、いつものように祖父母宅に電話をする。

何か様子がおかしい・・・。

そう思いながら、祖父の家に着くと、
1人の女の人が立っていた。

「お母さん!!」
気づいたら、しがみついて泣いていた。
まるで、ドラマのワンシーンのように。
しばらくの間、泣き続けた。

買い物に行くと行って、出て行った日以来。
2度と会えないと思っていた母に会った。

声にならない・・・
私の中で、何かが崩れ落ちたような気がした。
会いたかった。
私は、ずっとどこかで母親を求めていたんだと思う。

母は、小さい女の子を2人連れていた。
すぐに分かった。
それが、父親の違う妹達だということに・・・。
そして、2度目の離婚話のために帰って来てたという事に。

夜、男がやってきた。
あの男だった。
あの夜、私達を追い払った男。

私は、2階で妹たちと遊んでいた。

普段は、すごく穏やかな祖母が、声を荒げる。
この子達に、聞かせたくない・・・
あどけない顔で、「お姉ちゃん!」と甘えてくる2人は、
本当に可愛かった。
私が、血の繋がった姉だという事など、
気づいていないのに、よくなついてくれた。

ほどなくして、母は、あの男と離婚した。
母1人で、祖父母宅に帰って来ていた。
あの子達は、置いて出て来たのだと言う・・・

何で?

また、同じ事をしたのか・・・。
まだ幼い妹達を置き去りにして・・・。
どうして同じ事を繰り返すのか?

言いようのない思いが込み上げてくる。

2人と会ったのは、
あの日が最初で最後だった。

今、どこで何をしているのだろう?
父親の違うきょうだいがいると、知っているんだろうか?

彼女たちが、幸せである事を願う。



2014_06_28

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