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私達は、2度母に捨てられた。
そして小学生である私は・・・、私の心は、
ゴミ溜めの中で産声を上げた。
初めて、母に捨てられた日。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もう・・・
何年前の事だろう・・・。

母に連れられ私達は、タクシーで父の家に戻った。
「ちょっと買い物に行ってくるね。」と、
母は、乗ってきたタクシーでそのまま出て行った。
そして、2度と戻らなかった。

泣きじゃくる妹。
黙る父親。
私は、必死に妹をあやす。
私達は、2度、母に捨てられた・・・。
この光景は、今でも脳裏に焼き付いている。

私は、幼いながらも覚悟をきめた。 ・・・これが2度目だった・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当時、母に連れられ家を出たのは覚えていない。
住んでいた所は、古くてボロい木造の家。
アパートだったのか? 1軒家だったのか?

学校から帰ると、
見知らぬ男が来ていた。
あれこれ世話をする母親。
見てはいけない光景を見た時、なぜか、すごく怖かった。
私は、すべてを悟った・・・・。
後に、母はこの男と再婚した。

母も必死だったのだろう。
夜の仕事に就いていた。

まだ、7歳くらいの私。
兄弟3人で留守番。
怖かった。
電気は、つけっぱなし。
テレビからは、砂嵐の音がする中。
泣き出す妹をあやしながら、眠りにつく毎日。

ある日、また妹が泣き出した。
あやすけど、寝てくれない。
すると、弟も目を覚まし泣き出した。
どうしよう・・・私も泣きたかった。

妹を背中に背負い、弟の手を引いた。
「お母さんのところに行こうね。」

夜中の寂れた繁華街を3人で歩く。

その時、いつもの怖いという気持ちはなかった。

どのくらい歩いただろう?
母が働く店についた。

恐る恐るドアを開けると、男たちと楽しそうに談笑する母の姿が見えた。

「お母さん!!」
気づいたら、叫んでいた。
しかし、その声は、母に届いていないのか?

でも、店の中に踏み入れる勇気はなかった。

男が出てきた。 あの男。

「お母さんは、ここにはおらんよ」
「帰んなさい」

外に押し出される。
そして、店のドアは閉められた。

私達は、はずみでよろけた・・・
思わずしゃがみこんだ所は、積まれたゴミ袋の上だった。

込み上げてくる悲しさと怒りと・・・
私達は、母に捨てられた。
この時、初めてそう感じた。・・・・これが1度目。

「お母さん、おらんやったね・・・帰ろうか・・」
搾り出すように、2人に伝えた。
必死に涙をこらえた。

私の心は、ゴミ溜めの中で産声を上げた。

私が知る、母親は、もういない。
だから私がこの子たちを守らないと・・・。
もう・・・2度とこの子達の前で、私は泣かない。

母親がいないことで、幾度となく差別的な言葉を浴びせられた。

そして、幾度となく闘ってきた。

これが、私の原点である。





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